乗って分かった、ハワイで「TheBus」を利用するなら知っておくべき3つのこと
この記事は 2015年9月25日 時点での内容であり現在は状況が異なる場合があります。
ハワイ観光のリーズナブルな足「TheBus」、旅行の際は必須ですよね。
photo credit: TheBus via photopin (license)
もくじ
TheBusを利用しよう
TheBusとは、ハワイの「オアフトランジットサービシズ」という会社が運行しているバスの名前です。大人で2.50ドル、17才以下で1.25ドル一律という価格面での安心ができ、また運行間隔も短くとてもポピュラー。
地元の方だけでなく観光客からもよく利用されますが、慣れない交通機関というのは感覚もわからないもの。旅行などの不慣れな状況で利用する際に知っておくべき注意やお得な情報というものも存在します。
最近、ハワイに旅行をする機会がありましたので、その際気付いたことを紹介させていただこうと思います。
乗りたければ止める
TheBusの停留所は、オアフ島の至る所にあり、黄色と白の看板が目印です。ホノルルやワイキキなどだとバス停にはベンチなどの座る場所があるのですが、ここに座っているだけだと通り過ぎられてしまうこともあります。
ワイキキなど人の多いバス停では、幾つもの路線が通ります。TheBusの運転手さんは、「バスを見つけたら立ち上がる」などの乗りますアピールがない場合、ベンチなどに座っているだけだと「僕の運転している路線のバスは目当てではないんだな」と判断し、スルーしてしまいます。
乗りたければ、乗りますアピールをしましょう。
中は北極だ
常夏の島ハワイは、基本的に屋外以外は冷房がガンガンです。それは僕が泊まったホテルの冷房が26.5度以上には設定できなかったことからもよくわかります。
もちろん、TheBusも冷房ガンガンです。寒さ対策に、制服の下に長袖を着ている運転手さんもいるくらいです。この冷房は、ワイキキからアラモアナやワード地区までの数分なら問題にはなりませんが、島の北の方まで一時間以上かけていくような場合は気をつけたほうがいいです。
また、ハワイは雨が降ります。降っても島の南側なら「ちょと気持ちいいシャワー」程度なので、地元の人も観光客も全く気にしません。ですが、濡れた服で極寒バスに乗り込むと、とてもとても寒いです。北側で大雨に降られたあと、乗ったりしてしまった日には遺体で発見されるかもしれません。
長時間乗る場合や島の北側に行く場合は、シャツなどの羽織るものを持って行くと良いですよ。
トランスファーチケットは、降りるときに
TheBusは、バスでトランスファーチケットというものを発行しています。運転手さんに、「トランスファー、プリーズ」などと言えばもらえるのですが、受け取ってから2時間は乗り換えし放題、言い換えれば乗り放題です。
2.50ドル払えば二時間はバス乗り放題だよ、というコンセプトから生まれたシステムなのだろうと考えていた僕は、バスに乗る際にトランスファーチケットを受け取っていました。ですが、島の北側を目指した時などは、行きの乗車時間だけで一時間半ほど使ってしまい、結局帰りも運賃を払う事になってしまっていました。
このような事にならないように、遠出するときは特に降りるときにチケットをもらうようにしましょう。こうすることで、定額で「行きの所要時間+二時間」乗れるようになります。
時刻表はオフラインで見れるように
TheBusにも運行予定というものがあります。ワイキキあたりだと時刻表など見なくても放っておけばすぐ来る程度の運行間隔でありますが、すこし遠くへ行くと、通る路線番号も1~2つ、一時間感覚なんてこともあります。
こちらから、把握しておきたい番号の運行情報のPDFをダウンロードしておきましょう。これさえあれば、現地の人に「このバス停はこの運行表のなかのどれ?」や「いつ来る?」などを聞けるので、とても便利です。
しっかり掴まれ
運転手さんにもよりますが、急発進急加速、アナウスも少ない、なんてこともザラです。しっかり捕まるか、開いている咳に座りましょう。
また、バスには優先席もありますので、お年寄りがいらっしゃったりしたら譲ってあげましょう。
僕は急発進でコケそうになってしまいました。お気をつけて!
旅行のかなめとなる交通機関、それに関する情報をしっかりと把握しておくことは、その旅行を充実したものにします。くれぐれも「バスが寒すぎて風邪を引いた」なんて理由で旅行を台無しにしてしまわないように。
それでは、良い旅を。