自分の車のサスペンションのストローク量を確認しよう!
この記事は 2020年3月8日 時点での内容であり現在は状況が異なる場合があります。
自動車みたいな機械というものは大きく重い物で、その各部には大きな力がかかっていたり、それを支えるために強い部品が使われています。自動車のサスペンションもその一つです。
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もくじ
サスペンションのストローク量を調べよう
自動車に車高調整式サスペンションをつけるなどして車の車高を下げようとしている人などの中には、自分の車のサスペンションがどれくらいストロークしているのかを知っておきたいという人もいるでしょう。
そのための一番簡単な方法として、タイラップを使う方法があります。念の為、自己責任でお願いします。
1.まず、サスペンションのダンパーのピストン側の棒にタイラップをつける
車をジャッキアップしてタイヤとホイールを外し、サスペンションをいじれる状態にします。
このときタイラップが自重で落ちてきたりするといけないので、しっかり止めましょう。
2.タイラップをつけたまま、走行する
街乗りメインなら街乗り、サーキットならサーキットと普段の用途で車を使います。
こうすることで、ダンパーによりタイラップが動かされるので、ダンパーが動く上限までタイラップが移動してくれます。
ストローク量をはかるので、なるべく普段どおりの使い方をしてみましょう。
3.もう一度タイラップをつけ、一度車重をかける
ある程度走行させたら、あらためてジャッキアップし、同様にもう一つタイラップをつけます。そしてその状態で一度タイヤをはめて地面に載せ車重をかけます。
4.2つのタイラップの距離がストローク量
車重がかかっただけの状態でのタイラップの位置と、実際に走行したことで移動されたタイラップの位置との距離が、あなたの車のサスペンションの、普段の使い方での最大ストローク量ということになります。
あくまで参考値
これで測れるのは一輪のみですし、ストローク最大値とも限らないので、あくまで参考程度にしましょう。
しかし、この値を参考にすれば、普段こすらない限界まで車高を落としたい人などの助けになるはずです。
ホイールの装着やジャッキアップは安全を確認して行いましょう。