文房具だって一生モノ?勉強や仕事の相棒には最高の一本を選ぼう!
この記事は 2016年3月12日 時点での内容であり現在は状況が異なる場合があります。
皆さん、モノはお持ちでしょうか?この世には、安物買いの銭失いという言葉がありますが、その対義語とも言える位置にいるのが「一生モノ」でしょう。
しっかりと考え選び抜いた最高のモノは、結果的に私たちに何より素晴らしい体験をさせてくれます。家や車から、消しゴムまで、何に関しても言えることでしょう。そう、文房具にもいえます。
文房具は、学生さんにとっては勉強や受験、アーティストにとってはスケッチ、社会人にとっては仕事やメモ、この世の殆どの人がいわば相棒として使う共通のものです。そんな文房具、普段は気にもとめなかったという方が多いかもしれません。
もくじ
文房具の選び方
ここからは、各人のセンスによる内容になります。ですので、私の好みを交えて紹介していきます。しかし、内容はともかく項目としては、万人に参考になりうるものと思います。
性能
文房具として、これがなくては全く役に立ちません。シャープペンシルに関して言えば、重さ・手のなじみ・重心の位置。消しゴムで言えば、消しカスのまとまり。シャープペンシルの芯で言えば、折れにくさ・濃度・細さなどでしょう。これらに関しては基本的に口コミや過去の経験、ネット上のレビューなどを参考にすると良いでしょう。また、試し書きができる店頭などで実際に触ってみるのも一つの手です。
見た目
いくら性能の良いものでも、格好わるいと、そうでないものと比べても使っている時の気分が相対的に良くないものになるでしょう。また、筆箱の中身が異質になります。他の項目ともバランスを取りながら決めると良いでしょう。しかし、人間は感情で動く生き物です、一目惚れしてしまった文房具なら、多少の性能なんて無視できてしまうもの…。
手っ取り早く、締まった見た目にするには、メーカーで統一したり、色で統一してみると良いですよ。
ブランド
少し、性能とかぶってくる話になるかもしれません。ここでの「ブランド」とは、中身がある方の「ブランド」を指します。文房具のような業界では、ブランド価値があるということは、それなりに古くからあるシリーズや会社であると言えます。ということは、かなりのノウハウや商品の改良があり、性能に直結してると言えるでしょう。
決して、ハリウッドのセレブが身に着けていただけで価値が上がる鞄メーカーの言う「ブランド」と、中身が同じということではありません。
RetroHexaの例
例えが私の物となってしまい恐縮ですが、いくつか紹介させていただきましょう。
こちらは私の筆箱です。本革もしくは合成皮革の、小さな筆箱を探していた時偶然見つけました。目立つところもありませんが、しいて言うならちょうどいいサイズ、ですね。
こちらはシャープペンシル。
ぺんてるの、GRAPH1000 FOR PROというモデルの0.3ミリタイプです。製図用シャープペンシルと言われています。製図用シャープペンシルは、定規の利用を想定して先端が長く、視界を良くするため全体的に細く、製図の際垂直に使いやすいよう先端部分に金属が多用され低重心に設計されています。
つまり、これを一般用途で使おうとするということは、一般道をスポーツカーで走るような快適さが有るということです。製図用シャーペンはとてもおすすめですよ。
ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ 0.3mm PG1003
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こちらもシャープペンシル。
ロットリングという、ドイツの筆記具メーカーのうち、500というシリーズです。0.35mmとは、ドイツ表記で、日本のサイズでいう0.3mmのことです。同じく製図用シャープペンシルで、こちらは先ほどのGRAPH 1000 FOR PROよりも少し無骨な印象を受けます。
ロットリング メカニカルペンシル 500 0.3(0.35)mm ブラック 1910973 正規輸入品
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こちらは定規。
ドラパス株式会社、またの名を三幸製図機械製作株式会社、製図用具を製造している会社の定規になります。ご覧の通り金属製で、プラスチック定規に比べ欠けたりすることが圧倒的に少なくなります。また、裏面にはネジ下穴径やインチ・センチ対応の表が書かれたりしており、木工作業やDIYをするときには助かります。そんな時落として踏んでも、壊れませんしね。
こちらは消しゴム。
先に掲載したのが、それなりに有名なMONO Blackです。株式会社トンボ鉛筆の製品、1969年から続いています。二枚目が、PLUSステーショナリーのW AIR-IN。後者に関しては、以前AIR-INというモデルを使ったことがありました。「いつもカドで消す感触」というキャッチコピーに偽りはなく、軽い消し心地が気に入っておりました。
また、両方とも黒いのは、消しゴムの汚れが目立たず、また消しカスを発見しやすくするというメリットが有ります。
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消しゴムに一生モノなんてないけども
よく考えよく調べ、一番格好良くて一番気に入った、一番良いものを、自分の主観を頼りに、大切に使う。こういった考え方や、モノとの付き合い方はとても大切にしていきたいと思います。
文房具にかぎらず、キーボードやマウス、電子辞書や洋服、ちゃんと見つめなおしてみると面白いことが多いですよ。
こんな文房具良いんじゃない?なんてのがありましたら、Twitterに話しかけたりしていただけるとありがたいです。